取扱業務
農林水産大臣登録肥料「緑化基盤材ネオソイル」の製造および販売
各種法面緑化・造園工事用資材の販売
法面保護工事の設計・施工および管理
産業廃棄物処分業・収集運搬業
営業品目
主資材
リサイクル緑化工「PMC工法」の関連資材の製造・販売
緑化基盤材ネオソイル、粘着材ピーエムザイ、丸竹目串
人工張芝、肥料など
施工
種子吹付工、客土吹付工、厚層基材吹付工
モルタル・コンクリート吹付工などの法面保護関連工事ネオソイルネオソイル生育基盤材
ネオソイル
生育基盤材
ネオソイル
脱水汚泥を主体にコンポスト化された製品で特殊肥料登録を得た安全な生育基盤材です。
ネオソイルは公共下水汚泥や家畜糞のコンポストおよび屎尿焼却灰や各種産業から発生する焼却灰を主原料とした発酵物と木炭微粉末で構成されており、植物の育成に最適の条件に適合するような混合、植生試験を行って開発した生育基盤材です。
原料となる下水汚泥や焼却灰は、いづれも特殊肥料として認可されていますが、さらに、非健康物質である重金属類の溶出軽減化と安定をはかるために、炭素(C)を加用しています。
法面緑化工事用に開発したネオソイル−Sは、公共下水汚泥に木質繊維を炭化した土壌改良材「パルグリーン」(日本製紙(株))を混合し、発酵機械でコンポスト化したものであり、その分析表を下に示します。
ネオソイル分析表
調査 | 項目 | 単位 | 法定基準値 | ネオソイル−S |
溶出量 | アルキル水銀加工物 | mg/l | 検出されないこと | 検出せず |
水銀またはその化合物 | mg/l | 0.005 | 検出せず | |
カドミウムまたはその化合物 | mg/l | 0.3 | 検出せず | |
鉛またはその化合物 | mg/l | 3 | 検出せず | |
有機リン化合物 | mg/l | 1 | 検出せず | |
六価クロム化合物 | mg/l | 1.5 | 検出せず | |
砒素またはその化合物 | mg/l | 1.5 | 検出せず | |
シアン化合物 | mg/l | 1 | 検出せず | |
ポリ塩化ビフェニール | mg/l | 0.0031 | 検出せず | |
トリクロロエチレン | mg/l | 0.3 | 検出せず | |
テトラクロロチレン | mg/l | 0.1 | 検出せず | |
含有量 | 砒素 | mg/Kg | 50 | 1.8 |
カドミウム | mg/Kg | 5 | 0.9 | |
水銀 | mg/Kg | 2 | 0.12 | |
銅 | mg/Kg | – | 100 | |
亜鉛 | mg/Kg | – | 230 | |
クロム | mg/Kg | – | 31 | |
アルミニウム | mg/Kg | – | 5.78 |
(財)日本肥糧検定協会
備考) 溶出操作は産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法による。
含有量は乾物換算値である。
ピーエムザイ
粘着材
ピーエムザイ
こんにゃく粉を精製する過程で排出されるトビ粉を原料とした、純植物性の粘着安定剤。安全無害で肥効もあります。
吹付面とネオソイル−Sおよびネオソイル−S相互を接続し、降雨浸食などによる障害を受けるのを防止するために、粘着財としてピーエムザイを使用します。PMC工法(上毛緑産工業(株))は、従来の工法とは異なり、法面に植物の育成基盤を3~10cmの厚さに形成するものであり、粘着財は、非常に重要な役割を担っています。
ピーエムザイは、『こんにゃくのトビ粉』を主原料とした植物性粘着財で、耐浸食の効果が発揮されると同時に、導入植物の初期成長を促す元肥的な肥料効果があり、ピーエムザイを混入した客土吹付工法は、植物の面的被覆もはやく降雨などから生育基盤の浸食を受けることが殆どありません。 ピーエムザイによる肥培についての実験結果ならびに成分表を下に示します。
ピーエムザイ成分表
ピーエムザイ –試験年月日– –供試種子– –用 土– –使用量–
|
一般成分表 (財)日本肥糧検定協会
水分 | 粗蛋白 | 粗脂肪 | 灰分 | 繊維 | 可溶無窒物 |
10.21 | 24.56 | 0.92 | 4.10 | 7.26 | 52.95 |
栄養分析成分表 (財)日本肥糧検定協会
窒素全量 | りん酸全量 | カリ全量 | 石灰全量 | 苦土全量 |
3.93 | 0.94 | 3.04 | 1.43 | 0.23 |
PM緑化ネット
PM緑化ネット 日本植生(株)製造
生育基盤材と植物体の保護、固定をします。ネット体の裏に種子と養生材を装着したものです。施工地に適した種子配合が可能です。
導入植物が地山に活着するまでの間、育成基盤の保持および植物体の保護・固定を目的として、ピーエム緑化ネットを日本植生(株)殿の協力を得て開発しました。
PM緑化ネットの特質
- ネット体と養生材で種子を保護しており、発芽・育成を促進するとともに年間を通じて安定した施工が可能となります。
- 雨滴や表面流下水から育成基盤と種子の流亡を防ぎます。
- 凍結融解から育成基盤の滑落を防止します。
- 用途に応じて腐食素材繊維のネットで構成された品種も用意しており、これは植物が活着した後は腐食し土壌に還元されるものであり、草刈り等の維持管理や動物の生活環境に対し障害となりません。
PM緑化ネットの構造
ピーエム緑化ネットは、横幅1mX縦長さ10mを1巻としたもので、ネットの構造は、黒色の化繊からみ織りでネットの裏面に種子と育成材をスフ綿とともに付着したものです。(腐食素材繊維もあり)
PM緑化ネットの種類
ピーエム緑化ネットは、施工目的に応じて牧草用(草本類主体)・治山用(在草類・木本類を含む)・短草用(草丈の低い草本類)の3種類を標準とします。
但し、使用種子およびその配合割合については特別注文もお受けいたします。
(特注品については納期1ヶ月程度要します)